映画『それいけ！アンパンマン　ロボリィとぽかぽかプレゼント』の公開を目前に控えた6/15（木）に、横浜アンパンマンこどもミュージアムにて公開目前イベントを開催いたしました！

イベントには、みんなのヒーロー・アンパンマン役の戸田恵子さん、なんでも作れるロボットの女の子・ロボリィ役の桐谷美玲さん、ロボ彗星の長老・ロボじい役を務めるトレンディエンジェルの斎藤司さん、ロボ・カビルンルン役を務めるトレンディエンジェルのたかしさん、そしてアンパンマンのなかまたちも駆けつけました。

映画＆テレビ35周年、絵本『あんぱんまん』誕生50周年というアニバーサリーイヤーにアンパンマンファミリーの一員となった桐谷さんは、オファーを受けた時の心境を聞かれると「お話を頂戴して二つ返事で『やります！』とお答えしました。アフレコもドキドキしながら一所懸命やったので本当に公開を迎えるんだと思うと緊張しますね。皆さんに受け入れてもらえるのかなって不安もあるのですが、私自身すごく楽しかったです。ロボリィちゃんの成長が素敵に描かれているので皆さんにも楽しんでもらえたら嬉しいです」と公開を目前に控えた想いを明かしました。斎藤さんも「子どもがいますので、（映画に出ると話したときは）喜んでくれて、家族での地位がひとつ上がりましたね（笑）。携わることができて感激です！」と感謝を伝えました。対してたかしさんは「ロボ・カビルンルンをメインにしたスピンオフ映画が噂されていますよね？」とユーモアを見せると、斎藤さんが「そんなものやるか！」と即座にツッコミを入れる場面もあり、会場は笑いに包まれました。

満面の笑顔で『アンパンマン』に携われたことへの喜びを語るゲスト声優の皆さんに対して、1988年の放送第1回からアンパンマンの声を担当している戸田さんは「おかげさまで35周年ということで、私たちもこんなに長くやるなんて思っていなかったのですが、毎年あたたかいものを皆さんにプレゼントしようという気持ちでやってこられたことが嬉しいです。今年は桐谷美玲さんとトレンディエンジェルさんをお迎えして素晴らしい声を入れてくださって、パワーアップした映画になっていると思います！是非劇場で観ていただきたいですね」と記念すべき年に公開を迎える作品に自信を覗かせました。さらに35年間、アンパンマンを演じてきて心掛けていることを聞かれた戸田さんは「心掛けずとも、絵のほうから語りかけてくれるということが毎週あります。私たちは35年間、毎週1回集まってアフレコをやっているんですけど、そこで疲れた心を洗い流しているんです（笑）。逆にアンパンマンから教わることが沢山ありますので、絵の通りに私たちは吹き込んでいけば間違いはないと思いここまでやってきましたね」と振り返りました。

日ごろからお子さんと一緒に『アンパンマン』のアニメなどを楽しんでいるという桐谷さんは、本日のイベント会場にもなっている横浜アンパンマンこどもミュージアムでの思い出について聞かれると「よく子どもを連れて遊びに来ています！いつもは皆さんと一緒でショーを見る側なので、今日はステージに立っているのが不思議な気持ちです」とプライベートでも遊びに来ていると話すと、斎藤さんも「横浜2回、福岡に4回行ったことがあります！奥さんの地元なので福岡のアンパンマンこどもミュージアムによく行っていますね」と家族とのアンパンマンエピソードを披露しました。

今作の内容について聞かれた戸田さんは「アンパンマンたちが赤ちゃんになるというシーンがあって、（アフレコでは）私もよく泣きましたね（笑）。最初は戸惑っていたロボリィちゃんが、色々と学んで赤ちゃんをあやしてあげるシーンがすごく可愛らしいです。あとロボリィちゃんの歌唱シーンもありまして本当に泣けます。今回の映画は色々な要素がありますね」とアピール。

そんな可愛らしいロボリィを演じた桐谷さんとの共演に戸田さんは「昔、美玲ちゃんとはドラマで共演したことがあって、よもや母になって同じステージに立つとは思っていなくて、感無量です。ママになってアンパンマンに出てくださって有難いですね。美玲ちゃんのロボリィがすごく声が合っていて、可愛いだけじゃない、戸惑いながら成長していく様が声に活かされていてすごく良かったです！」と絶賛すると、桐谷さんも「すごく嬉しいです。アンパンマンの声が入っている状態で私はアフレコさせていただいたので、私がロボリィとして素直に反応していけるようにしてくださっていたので有難かったですね。あと先ほど仰っていた赤ちゃんをあやすシーンも、リアルに子どもと遊んでいた記憶を思い出しながら演じていました」とアフレコの舞台裏エピソードを披露。

 

そして、会場にカレーパンマン、メロンパンナちゃん、ドキンちゃん、しょくぱんまんが登場し、戸田さん、桐谷さん、トレンディエンジェルさんと一緒に「サンサンたいそう」のダンスを生披露！会場に集まった多くのおともだちも一緒に手拍子をして、踊りを楽しみ笑顔が溢れていました。

イベントの最後に戸田さんが「是非とも皆さんに劇場で観て欲しいです！映画館では泣いちゃっても気にしないで大丈夫。劇場は少し明るくなっているので怖くないです。映画館デビューは『アンパンマン』でしていただけたら嬉しいです。原作者のやなせたかし先生は、いつも『人生はよろこばせごっこ』と仰っていて、とにかく人が喜ぶことをやりなさい、と教えてくださっていたので、その"やなせイズム"を引き継いで皆さんに届けようと私たちも35年やってきました。今年も素敵なゲストを迎えて素晴らしい作品になっていますので劇場でお待ちしております！」と公開を待ちわびるファンを前に挨拶し、温かい雰囲気に満ちた公開目前イベントは終了しました。